茂木本家美術館

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写真:茂木本家美術館内観
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展覧会

Exhibition
「源氏絵 -浮世絵にみる『源氏物語』-」

開催中

「源氏絵 -浮世絵にみる『源氏物語』-」

2024年2月7日(水)~3月24日(日)

「源氏絵」と聞いて、まず思い浮かぶのは紫式部によって生み出された古典文学の名作、『源氏物語』の雅な絵巻ではないでしょうか。
しかし、江戸時代の庶民に親しまれた「源氏絵」は、柳亭種彦が執筆した合巻『偐紫田舎源氏』の場面や登場人物を描いた浮世絵でした。『偐紫田舎源氏』は室町時代のお家騒動に、主人公、足利光氏の好色遍歴を絡めた『源氏物語』の翻案小説です。当時最も人気の高かった絵師、歌川国貞(三代目豊国)が挿絵を描いたこともあり、文政12年(1829)に刊行されるとたちまちベストセラーになりますが、天保の改革で咎めを受け、未完のまま発売禁止となりました。しかし、その後も「源氏絵」の人気は高まる一方で、改革が緩むと『偐紫田舎源氏』の続編が刊行され、足利光氏やその登場人物を描いた「源氏絵」が多くの浮世絵師たちによって作成されました。
 本展では、「源氏絵」の代表的な作品である《今源氏錦絵合》をはじめ、三枚続の作品などをご紹介します。
平安時代の『源氏物語』と比べながら、江戸時代の「源氏絵」をお楽しみ下さい。

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「浮世絵・魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界」

次回の開催予定

「浮世絵・魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界」

2024年3月27日(水)~5月12日(日)

 月明かりと足もとを照らす提灯のかすかな灯りだけが頼りだった江戸時代。当時の人々は、夜の闇のそこかしこに潜んでいるであろう妖怪や幽霊たちの存在を信じずにはいられませんでした。人々は異界のものたちを恐れていましたが、怖いもの見たさの好奇心もまた旺盛だったようです。その気持ちに応えて、妖怪や幽霊たちの姿が浮世絵師たちによって多く描かれました。天狗、鬼、幽霊、鵺…。浮世絵にはそんな魔物や妖怪たちとともに、彼らを操る妖術使いの姿も見ることができます。
 本展覧会では、三代歌川豊国の《豊国揮毫奇術競》、月岡芳年の《新形三十六怪撰》を中心に、歌川国芳の代表作の一つ《相馬の古内裏》など、さまざまな妖怪画を紹介します。
 時に恐ろしく、時にユーモアたっぷりに表現された魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界をお楽しみください。

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施設紹介

Facility
写真:茂木本家美術館館内
写真:茂木本家美術館外観
写真:展示作品
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写真:茂木本家美術館カフェ