茂木本家美術館

04-7120-1489

受付時間:
10:00~16:00(毎週月・火曜日、夏期・冬期休館期間は休み )
来館予約
<お電話での予約・お問い合わせ>
電話

04-7120-1489

受付時間:10:00~16:00(毎週月・火曜日、夏期・冬期休館期間は休み)
近隣施設のご案内
展覧会 - Exhibition

展覧会

exhibition

当館では約4300点のコレクションのなかから選ばれた約60~70点の作品をお楽しみいただけます。
浮世絵ギャラリーではテーマを設けた展覧会を年5回開催し、
毎回コレクションのなかから約40~50点を展示しています。
常設展示室では創立者十二代茂木七左衞門(1907-2012)が収集した日本の近現代に制作された
日本画や洋画、工芸品等を展示しています。

浮世絵ギャラリー

開催中

「生誕140年 川瀬巴水 版画の旅」展

前期:2023年9月6日(水)~10月22日(日)
後期:2023年10月25日(水)~12月10日(日)

 大正・昭和期に活躍した版画家・川瀬巴水(1883-1957)。2023年は生誕140年の節目の年にあたります。本展では、当館の収蔵作品より、巴水の画業を一望すべく、初期から晩年までの代表的なシリーズから約100点を前期・後期に分けて展示します。
 巴水の画業は1923年の関東大震災の前後で大きく変わります。前期は、伯母夫婦が住み子供のころから訪れ慣れ親しんだ風景を取材したデビュー作《塩原三部作》や、写生旅行によって制作されたことから《旅みやげ》と名付けられたシリーズを中心に、人気版画家として一躍有名になっていく巴水の画業を紹介します。
 後期では、1923年の関東大震災での作品や版木、写生帖などを焼失した巴水が、失意のなかから新たな創作意欲を掻き立て取り組んだ《旅みやげ第三集》のシリーズや、復興に向かう東京の風景を取材した《東京二十景》、富士山を描いた風景画や戦後の晩年の作品などを紹介します。
 巴水は、生涯を通して日本中を旅し、自身が訪れた各地の風景と人々の暮らしを丁寧に写生し、それらを基に版画を創作してきました。旅情詩人ともいわれた巴水の人生と彼が描いた日本の風景をお楽しみいただければ幸いです。

  • 「塩原おかね路」
    1918(大正7)年
    [前期展示]
  • 「東京二十景 馬込の月」
    1930(昭和5)年
    [後期展示]
  • 「吉田の雪晴」
    1944(昭和19)年
    [後期展示]
今年度の浮世絵展覧会スケジュール
過去に開催した浮世絵展

常設展示室

常設展示室では日本画や洋画など約20点を展示しています。
ファウンダーズ・ルームでは十二代茂木七左衞門のお気に入りの作品をご紹介しています。
ギャラリー1の天井には
富士山と筑波山を結んだ線と並行に切り取られた「富士山軸」の窓があり、
光あふれる展示空間になっています。

ファウンダーズ・ルーム
ファウンダーズ・ルーム
ギャラリー1
ギャラリー1
常設作品リスト