茂木本家美術館

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公益財団法人 茂木本家教育文化財団

Foundation
1.目的
奨学援助を行うことにより社会に有用な人材を育成すること及び美術資料等の保存及び公開展示を行うことにより芸術文化の発展に寄与することを目的とし、両事業を通じて広く教育・文化の向上に貢献してまいります。
2.設立日
令和3年4月1日
3.代表理事
十三代 茂木 七左衞門
4.事業内容
(1)奨学金の給付及び奨学生の育成
(2)美術資料の収集・保管・展示
5.事務局所在地
〒278-0037 千葉県野田市野田245
TEL:04-7120-1003
FAX:04-7120-1002
MAIL:
6.茂木本家の歴史
茂木本家住宅 正門 登録有形文化財(建造物)
茂木本家住宅 正門 登録有形文化財(建造物)

茂木本家の祖先は、遠く美濃の土岐家から清和源氏までさかのぼることができますが、その子孫真木玄蕃頭頼徳は豊臣秀頼傘下の武士でした。頼徳は元和元年(1615年)大坂夏の陣で自刃し、その妻しげは幼い忘れ形見平三良をかかえ城を逃れ、幾多の苦難を乗り越え、当地下総野田に落ち着きました。この幼な児が茂木本家初代七左衞門となりました。

しげは生計を立てるために味噌づくりを始め、後に醤油醸造に転じました。これが後の野田醤油株式会社、今日のキッコーマン株式会社の源流となりました。茂木本家は「くしがた」の商標を掲げましたが、これは京都御所の櫛形の窓から採ったものと伝えられています。「門頭千客萬来し櫛の栩を算するが如く繁盛せむ」という意を含めています。

その後、時の経過とともに分家も増え、その多くが醤油醸造に勤しみました。近くに江戸という大消費地を抱えて、野田は醤油の町といわれるようになりました。しかし、次第に各家の間に競業関係が発生するようになり、大正6年(1917年)、茂木本家をはじめとする茂木六家と、茂木家より古くから醤油醸造を行っていた髙梨家、流山で関東白味醂を生産していた堀切家が大同団結して野田醤油株式会社が設立されました。合併当初は各家の商標をつけた醤油を併売していましたが、やがて最も人気が高かった『亀甲萬』(キッコーマン)の商標に統一することになり、現在に引き継がれています。